今年4月に尾瀬の至仏山に登った時にたくさんのバックカントリー(BC)スキーヤーに出会いました。
山登りもゲレンデスキーもやりますがBCスキーはやっていません。
ゲレンデを離れてこんな場所を滑ってみたいと思うようになり、道具を調べると以前とは比べものにならない軽くて良い道具になっていました。
スキー板は今使用しているゲレンデ用に比べて約半分、スキーブーツは約3分の2です。
今回購入したスキー板、ビンディング、スキーブーツです。
少し早いですが、来シーズンの雪の便りが楽しみです。
G3 STING XTD 78 172cm STEP SOLE
トップの幅 112mm / センターの幅 78mm / テールの幅100mm
PLUME GUIDE M パープル
TECNICA ZERO G GUIDE
スキーブーツのつま先の両側に金属製の凹があります。
ビンディングの凸にブーツの凹を合わせ踏み込むと両サイドからピンが閉じられ、ブーツをロックします。
ブーツがこんな感じでセットされます。
ブーツの後ろ側にも金属製の凹が埋め込まれています。
ヒール側にも凸があります
ブーツの凹とビンディングのヒールの凸を合わせてかかとを踏み込みます
ヒール側もブーツとビンディングがセットされます。
スキーを滑る際にはこのようにセットされた状態になります。
ブーツの後ろ側に、スキーを滑る時と、スキーを履いたまま登る時の切り替えレバーが付いています。
前傾角度が少ないウォーキングモード
前傾角度が強いスキーモード
ビンディング側の水平歩行モード(ヒールピースを回転させます)
ビンディングのヒールピースとブーツの間に隙間があるのでブーツのかかとが上がり歩きやすくなります。
少し雪面に登り傾斜がある場合はヒールピースをさらに回転させるとブーツのかかとが
それ以上さがりません。
さらに傾斜が強くなるとビンディングのヒールピースをもう少し回転させて
ブーツのかかとの高さを調整します。
スキーモード
水平歩行モード
傾斜強歩行モード
STEP SOLE というのは板の滑走面が魚のウロコのような形状になっていて、
雪の斜面をまっすぐに登ってもズレない構造です。
登攀用の「シール」が不要なので道具が少なくて済みます。